コロナショックで株式市場が急落した頃から、本格的に投資を始め、経済的自立(FIRE)を目指しています。
自身の目標額を設定し、以下データにおいて金額はその「〇/100」という表記で記載しています。資産額そのものにはあまり意味がなく、人それぞれだと考えているからです。
自分が幸せだと感じる生活水準に合わせて目標額を設定し、そこに向かって資産形成してくための1つの指標を提供できれば幸いです。
<前月投稿>
【2024/10】投資成績公開!保有資産と家計簿をセキララにさらす
保有資産推移
保有資産推移を、①運用額と評価額、②資産ごとの内訳、の2パターンでグラフにしています。
上表の【現時点のみ】を切り出して、資産ごとに分析したものが次の棒グラフと円グラフです。
【目標額達成までの推定年数】
◆通算リターンと同率シナリオ:13.641%
149ヶ月=12年05ヶ月(前月比▲7ヶ月:前進)
◆標準的なシナリオ:4.000%
288ヶ月=24年00ヶ月(前月比▲2ヶ月:前進)
※現時点の資産額、通算リターン、毎月積立額をもとに推計
【前月からの変更】
・特になし
【資産データ状況】
資産が全体目標の8%を突破しました。今年中に超えると思っていなかったので、縦軸の縮尺を変更しています。
通算リターンと同率シナリオでは8~9年程度で目標の半分50/100を超え、その後3~4年程度で目標全額100/100が射程圏内に入ります。
【市場全体感】
11月6日(日本時間)から投開票が始まる、米国の大統領選挙が注目されています。
また、11月6-7日は米国金融政策決定会合もあり、それまでは不安定な相場になるかもしれません。
ドル円為替相場は、この1ヶ月上昇基調で1ドル152-3円まで逆戻りしました。堅調な米国の経済データがドル高を後押ししています。
9月に利下げがあったとはいえ、このまま利下げがすぐに進むかどうかは不透明です。
【DC年金、投資信託・ETF】
愚直に積み立てていきます。
また、円安に揺り戻している関係で、円ベースでは多少成績がよく見えています。
DC年金は企業型のみでしたが、なにやら法改正の関係で個人型のiDeCoが話題に上がっているようなので、併用するか要検討ですね。
【個別株(国内株)】
9月末の「石破ショック」で日経平均が一時2000円程度の急落していましたが、円安影響もあり、じりじりと、4万円台に近付きもどってきました。
現金余力を残しつつ、割安高配当優良株があれば拾いたいです。
家計簿
家計簿の管理は、収入も支出もすべて12ヶ月で平均化し、全体のバランスと傾向を重視しています。そのため、当月の支出内訳は細かには確認せず、およそ平均月額のみ管理しています。
以下、5項目の内訳で見た、家計簿の比率データです。
【控除】
健康保険料、厚生年金保険料、所得・住民税、組合費等
【消費】
家賃、水道光熱費、通信費、食費、娯楽費
【保険】
民間保険(生命、年金等)
【投資】
DC年金、個別株、投信・ETF、FX、暗号資産
【貯蓄】
普通円預金(一時支出用)
【前月からの差分】
・年収見込の月平均微増
・社会保険料の月平均増修正
・消費(娯楽費)の増修正
【全体感】
手取りのうち6割程度が投資、2割程度が消費になっており、いいバランスが保てています。
貯めてばっかりではなく、少しプライベートでお金を使うように意識し始めました。
【その他展望】
まだちゃんと調べられていないのですが、2024年12月からの法改正でiDeCoが再注目を浴びているようです。
NISAは、
・税引き後の手取から拠出
・売却益が非課税(枠上限あり)
・いつでも売却し現金化できる
という特徴がある一方、
iDeCoは、
・拠出そのものが税控除の対象
・受取時に課税(税制優遇有り)
・原則60歳まで引き出しできない
という特徴があります。
また、iDeCoに似た制度で企業型確定拠出年金(DC年金)があり、私はこちらをやっています。iDeCoとDC年金は条件はあるものの併用はできます。
iDeCo(やDC年金)は「原則60歳まで引き出しできない」という点が肝で、どれだけのお金を60歳以降の将来に先送りにするのか、ということを考えなくてはなりませんね。
おわりに
「自分の仕事観とは何か」を考える機会がありました。
入社前は、「時間の切り売り」と割り切ろうと考えていました。
ここ最近まではかなり入れ込んでおり「社会の(誰かの)手助けをする営み(→受け取ったありがとうを、自分はプライベートで社会に(誰かに)配っている)」だと、考えています。
どちらが正しいということでもないとは思います。
前者は、仕事観とお金観について自身を中心とした主観的構図になっているのに対して、
後者は、仕事観とお金観の背景に社会を俯瞰した構図になっているんだと思います。
自分は「何をして」社会に参加したいか、社会の「どの辺に」参加したいか、と考えたときに、なにも今している仕事でなくてもいいかな、とは思いました。
完全リタイア型のFIRE(経済的自立と早期退職)を考えていたところ、セミリタイア型のバリスタFIREやコーストFIREのほうが、自身の仕事観とお金観に合っているのかもしれません。
コメント