【提案】自己肯定感から自由になるための3つの方法

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 自分を大切に思う気持ち、自分の存在を認めてあげる感覚を自己肯定感といいます。

 自己肯定感が低いために、鬱屈な気持ちになったり、仕事や恋愛でうまくいかなかったりと、これに縛られてしまっている人は少なくないでしょう。

 「自己肯定感を高める方法」というトピックは巷にあふれていますが、高める以外にもこの呪縛から自由になる方法はあると思います。

 今回は自己肯定感の呪縛から自由になるための方法について考えます。

SNSをやめる

 まずは精神論ではなく、具体的なアクションを伴う方法です。

 SNSをやめてみましょう

 私はFacebook、Twitterを数年前にやめました。写真データの引き上げなど、徐々に縮小していきました。

 SNSには魔力があります。

  • みんなの魅力的な投稿をみて、自分の日常と比較してしまう
  • 自己承認欲求から「いいね」が欲しくなってしまう
  • みんなの動向が常に気になってしまう
  • 簡単な操作でほとんど無意識にアクセスできてしまう

 このため、四六時中SNSのことに意識がいってしまい「SNS中毒」になってしまうケースもあります。

 特に1点目、みんなの魅力的な投稿と自分の日常を比較してしまうことが、自己肯定感にダメージを与えます。投稿者もみんなからの「いいね」がもらえるような投稿をあげるので、うらやましくて当然です。

 私はうまく使いこなせなかった、私には合わなかった、ということだと納得しています。

 私は私の今を生きているので、ちょっとした日常の幸せもそれは私のものです。

 静かで心地いいカフェを見つけた、汗ばむ猛暑で温泉が気持ちよかった、総菜コーナーで握りずしの詰め合わせが安く買えた、、、

 そんな小さな出来事に自分で「いいね」をしましょう。

変わり者でもいいと自分を認める

 自己肯定感を高める方法でよく挙げられているのが、自分を認めてあげることです。

 それができたら苦労しないんだよ、と私も思っていました。

 みんなとうまく馴染めない自分、何をするにも自信がない自分、怠惰でダメな自分。そんな自分をどう認めてあげればいいのでしょう。

 「みんなちがってみんないい」「みんなそれぞれ唯一無二で特別な存在」という常套句も、キレイゴトにしか聞こえませんでした。

 そんな中、ある曲との出会いで、自分のポジションに名前を付けられたような気がして楽になりました。欅坂46の『エキセントリック』という曲です。

I am eccentric 変わり者でいい
理解されないほうが よっぽど楽だと思ったんだ

普通でいることって何だ?
僕は普通と思ってる
みんなこそ変わり者だ

欅坂46 『エキセントリック』(2017)

 私は普通でいるつもりでも何かみんなと違って馴染めない、じゃあ別にみんなから見て私は変わり者でいいや、私から見ればみんなの方こそ変わり者だ、

 と強く割り切ってしまう内容です。

 みんなと違っていても「だから何?」のスタンスでいい、という考え方の発見でした。

 自分が普通でみんながおかしい、それでいいんじゃないでしょうか。自分の存在を認めてあげられるのならば、そういう考え方もありだと思います。

自己肯定感なんて概念を忘れる

 そもそも自己肯定感の高低という考えなんてあるから、気にし過ぎてしまう側面があると思います。

 これを高めようと努めるのも1つですが、人の気質はそう簡単に変えられるものでもありません。少なくとも私は自己肯定感の呪縛に苦しみました。

 いっそ、自己肯定感なんて考えないようにしませんか

 みんなとうまく馴染めない → まぁいいんじゃないか
 何をするにも自信がない → まぁいいんじゃないか
 怠惰でダメな自分 → まぁいいんじゃないか

 自己肯定感が低い → まぁいいんじゃないか

 そんな自分をすべて含めて「まぁいいんじゃないか」とくくって封をしてしまいましょう

 ネガティブな自己評価が顔をのぞかせてきたら、「まぁいいんじゃないか」と一蹴する癖をつけていけば、余計なことを考えずに済みそうです。

まとめ

 自己肯定感の呪縛から自由になれた方法を紹介してきました。

 みんなと比較してしまって、自分を認めることを難しくしてしまうのが原因ですので、①みんなと比較するのをやめて、②自分を認めてあげる、ようにすることが大切です。

 言うほど簡単ではありませんが、ここで紹介した方法で、もしくはヒントとして間接的にみなさんのお役に立てれば幸いです。

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