コロナショックで株式市場が急落した頃から、本格的に投資を始め、経済的自立(FIRE)を目指しています。
いろいろなメディアで勉強を進めている中で、ある目標額を定めました。資産額の絶対値そのものにはあまり意味がなく、人それぞれだと思います。年間100万円の支出で幸せに過ごせる人もいれば、年間1000万円で破産する人もいます。
自分が幸せだと感じる生活水準に合わせて目標額を設定し、そこに向かって資産形成してくための1つの指標を提供できれば幸いです。
(「セキララ」といいつつ、金額については目標額の〇/100という表記でご容赦ください。)
<前月投稿>
【2022/07】投資成績公開!保有資産と家計簿をセキララにさらす
保有資産推移
保有資産推移を、①運用額と差益、②資産ごとの内訳、の2パターンでグラフにしています。
上表の現時点のみを切り出して、資産ごとに分析したものが次の棒グラフと円グラフです。
【目標額達成までの年数】
136ヶ月(11年4ヶ月)
※現時点の評価額、通算リターン、毎月積立額をもとに推計
【前月からの変更】
暗号資産の一部銘柄を損切りし、取引所に準備金として残しています(暗号資産の区分)。
【全体感】
リスク資産の暴落が一段落したかのように見えます。7月FOMCにて0.75%の利上げが発表されましたが、すでに市場は織り込み済みからか動揺は見られませんでした。
また米商務省により発表された2022年第2四半期(4月~6月)GDP速報値は、2四半期連続でのマイナス成長となり、景気後退懸念が強まる結果となりました。
保有資産残高は目標額4/100近くで前月から変化なしですが、ボラティリティが激しい暗号資産は損切りにより現金比率を高めました。
【DC年金・投資信託】
愚直に積み立てていきます。
米国のインデックスがやや息を吹き返しましたが、これは7月FOMCの発表で、利上げのさらなる加速シナリオが薄くなったことが影響しています。私は長くは続かない上昇とみています。
今後の景気後退に備えて、生活必需品やヘルスケア分野を狙って仕込み始めるのも、面白いかもしれません。
【FX:ドル/円】
7月末に大きく円高に振れました。買いポジションが中心でしたので、当月は大きな損失となってしまいました。プレアラート域までいってしまったので、ポジション整理済みです。
7月FOMCを機にポジションの調整が入った見方があり、ドル高要因は依然残っていると考えられます。
自分の心地よい実効レバレッジがわかってきたので、常に利益追求する意識ではなく、相場のうねりを捉えられるようなポジション取りを意識していきます。
【暗号資産】
トータルリターンの消失が見えたので、一部銘柄を損切りしました。ボラティリティが激しい局面は脱したようにみえますが、依然、明確な買い材料は見当たりません。
状況を見ながら、場合によっては買い増しをする準備を残しておきますが、現金を寝かせておくのももったいないので、資産配分を一部変更(リバランス)することも視野も入れていきます。
家計簿
家計簿を管理するにあたり、全体のバランスと傾向を重視しています。
収入も支出も1年間全体の金額を12ヶ月で均して計算しています。収入は賞与も含めた想定年収÷12、支出は当月に大きなブレがない限りひと月あたりの概算で固定しています。
以下、5種類の内訳で見た、家計簿の比率データです。
【控除】
健康保険料、厚生年金保険料、所得・住民税、組合費等
【消費】
家賃、水道光熱費、通信費、食費、娯楽費
【保険】
民間保険(生命、医療、養老等)
【投資】
DC年金、投資信託、FX、暗号資産
【貯蓄】
普通円預金
【前月からの差分】
特にありません。
【全体感】
依然、手取り基準で2/3程度を投資に回せていて、「良い」以上のバランスを維持できています。
最近、外食が多くなってきたこととエアコンの多用が、出費に現れてくるはずですので、来月以降は消費額に注意します。
先月に使用していたモバイルルータを解約(最終支払いが8月)しましたが、現状特に不便を感じていません。スマホで無制限にデータ利用する形態の方が、ストレスが少なく自分に合っていると感じます。
【その他展望】
民間の医療保険について、自己準備資金の増加に伴う必要性の希薄化のため、見直しの検討をしようと思います。
現金貯蓄分を投資に回すのもありですが、未来に先送りするのではなく、「今」に使うよりよい方法を考えます。お金は使わない限り、ただの紙切れです。
また、6月30日にマイナポイント第2段が始まっているので、忘れないうちに申請を済ませようと思います。
おわりに
世界はアフターコロナという雰囲気の中、日本は第7波にのまれています。
日銀は金融緩和を粘り強く続ける方針を変えていませんから、日米金利差はまだ開いていくでしょう。
コロナのせいで、日本はこの数十年ぶり水準の円安の恩恵をあまり受けられずに、世界的景気後退に突入するかもしれません。
世界情勢も金融業界も、ここのところ暗いニュースが多いですが、それはネガティブな情報が印象に残りやすいという「ネガティブバイアス」のせいかもしれません。
世界はよくなる方向に進んでいると信じていますので、明るいニュースにもしっかり気を留めていこうと思います。
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