コロナショックで株式市場が急落した頃から、本格的に投資を始め、経済的自立(FIRE)を目指しています。
ある目標額を設定していて、以下データにおける金額はその「〇/100」という表記で記載しています。資産金額そのものにはあまり意味がなく、人それぞれだと考えているからです。
自分が幸せだと感じる生活水準に合わせて目標額を設定し、そこに向かって資産形成してくための1つの指標を提供できれば幸いです。
<前月投稿>
【2022/10】投資成績公開!保有資産と家計簿をセキララにさらす
保有資産推移
保有資産推移を、①運用額と差益、②資産ごとの内訳、の2パターンでグラフにしています。
上表の現時点のみを切り出して、資産ごとに分析したものが次の棒グラフと円グラフです。
【目標額達成までの推定年数】
150ヶ月(12年6ヶ月)
※現時点の評価額、通算リターン、毎月積立額をもとに推計
【前月からの変更】
特にありません。
【全体感】
インフレの勢いが一段落し、金融引き締めの緩和を予想する人たちが増えてきています。
株式市場は暴落していた米国株が少し息を吹き返したのに伴って、国内株なども雰囲気は悪くありません。11月のFOFC(アメリカの金融政策を決定する会合)では通常の3倍のペースにあたる0.75%の利上げが、市場の予想通り決定されました。
ただし、各種経済指標からもインフレの終わりともとれるデータが出始めているようです。インフレの終わりが見え始めたということは、金融引き締めのペースダウンが見えてきたということなので、株式市場にとってはプラス要素になります。
ドル円相場は、日本銀行の為替介入や、上記の背景から利上げペース鈍化の予想などの要因で、145~150円/ドルあたりで継続的な下落に歯止めがかかった形です。
保有資産残高について、全体の評価益は微増となりました。
【DC年金・投資信託】
愚直に積み立てていきます。
株式市場の暴落局面が一服しましたが、30数年ぶりの円安水準である現在は、海外資産を追加で購入するようなチャンスとはいえないと思っています。
今後の景気後退と円高に備えて、ハイテク分野やエネルギー分野については円ベースで売って生活必需品分野やヘルスケア分野などを買うというように、整理しておくのもありだと思います。
【FX:ドル/円】
一時、151円までどんどん円安が進みましたが、その後数時間で一気に146円まで円高に振れました。日本銀行による2回目の為替介入と見られています。
怒涛の乱高下のタイミングでたまたま為替を見ていたため、一瞬それなりの利益を上げました。そこでやめておけばよかったのですが、欲に駆られて追加トレードして、結果大損してしまいました。ここ2年近くの利益がほぼすべて吹っ飛びました。
自分の愚かさをまじまじと突き付けられ凹んでいますが、「投資」枠ではなく「投機」枠であることを再認識し、最悪無くなってもいい余裕資金の中で引き続き取引していこうと思います。
【暗号資産】
準備資金としての現金を多く残したまま、少しずつ買い増しもしています。
今年の春に暴落して以降、大きな変動がなかった暗号資産ですが、徐々に回復基調ともとれる動きを見せています。金融引き締めのペースダウンが濃厚になってきたら、株式市場と同じように息を吹き返していくかもしれません。
ただし、変動率が非常に大きいため、大きな追加購入はせず静観していようと思います。
家計簿
家計簿の管理は、収入も支出もすべて12ヶ月で平均し、全体のバランスと傾向を重視しています。そのため、当月の細かな支出内訳などは記録せず、およそ平均月額のみ管理しています。
以下、5種類の内訳で見た、家計簿の比率データです。
【控除】
健康保険料、厚生年金保険料、所得・住民税、組合費等
【消費】
家賃、水道光熱費、通信費、食費、娯楽費
【保険】
民間保険(生命、医療、養老等)
【投資】
DC年金、投資信託等、FX、暗号資産
【貯蓄】
普通円預金
【前月からの差分】
雇用保険料率が10月から引き上げられ、労働者0.3%→0.5%、事業主0.65%→0.85%となりました。加えて、組合費や通信費など実態に合わせていくつかの項目を微修正しました。
【全体感】
依然、手取り基準で2/3程度を投資に回せていて、「良い」以上のバランスを維持できています。
投資資金とは別にある予備的な防衛貯蓄から歯列矯正に使うことを決めました。数年単位の長期戦になりますが、将来に先送りするのではなく今現在に使う、良いお買い物だと思っています。
【その他展望】
歯列矯正費用のデンタルローンに加えて、精密検査や親知らず抜歯などの費用も含めて、医療費控除とすることができます。領収書と検診履歴を整理しておこうと思います。
また、8月に申請したマイナポイント15000円分の付与が確認できました。春頃から、数円相当程度のポイ活はしないようにしていますが、数百円相当以上のものでかつそれほど時間がかからないものであれば、やろうと思います。
おわりに
食料品のみならず、電気・ガスなどの値上げもじりじりと家計にダメージを与え始めています。これから暖房を使う冬を迎えるにあたり不安の種です。
とはいえ、アメリカ経済ではインフレペースの減速もささやかれはじめ、これからの経済データ次第では円の下落に歯止めがかかり、円高トレンドに転換するかもしれません。引き続き世界情勢を注視していく必要があります。
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